規制求める声|ファクタリングを装った闇金業者の横行

規制求める声|ファクタリングを装った闇金業者の横行

中小企業、個人事業主からあがる声・・・ファクタリングにも法規制を

今年に入って、ファクタリングを装った闇金業者が摘発されてきました。

1月には、ファクタリングを装い貸金業登録なしで融資を行った、3月には法定利息の約19~33倍となる金利で貸金を行ったという出資法違反の容疑で東京の業者が摘発されています。

そのおおまかな内容について日本経済新聞の記事で明らかになってきました。

ファクタリング、ヤミ金が装う違法貸し付け、大阪などで摘発 法規制求める声 - 日本経済新聞より

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ファクタリング ニュース

今回の日本経済新聞の記事によれば、これまでに大阪地裁は判決期日を迎えた中心メンバーらを有罪としているとのこと。そして7月には栃木県県警も別グループの男2人を逮捕し、各警察も捜査を進めている様子です。

この記事により、摘発されたヤミ金業者がどのような手口で高金利貸しを行っていたのか少し見えてきました。

出典・日本経済新聞

 

本来のファクタリングでは売掛債権をファクタリング会社に譲渡し、ファクタリング会社はその代金を利用企業に支払うことで、利用企業は入金期日よりも早く資金調達ができるというものです。

そして、ファクタリング会社が売掛先である取引先企業から本来の期日に回収します。回収はファクタリング会社ではなく利用企業が行う場合もあります(2社間ファクタリング)。

【ファクタリング利用企業:約320万の売掛金を譲渡、20万の借入れ】

約320万の売掛金を譲渡ということは、手数料が10%ほどかかったと仮定すると本来であればその代金約290万がファクタリング会社より支払われなければなりません。

しかし、摘発された悪徳ファクタリング業者は、中小企業と債権譲渡契約を結ぶ一方で20万の貸付も行っていた様子。利用企業は利息を含めて31万を返済しています。

そして利用企業の本来の目的であるファクタリングに関しては、悪徳ファクタリング会社の求めで利用企業に再譲渡されたとのことなので、その代金は支払われることもなく、貸付けをする際の担保のような扱いであったようです。

結局この悪徳ファクタリング会社は「ファクタリングは行わずに、売掛債権を担保に融資を行った」ということになり、無登録での貸金を行ったという貸金業法違反(無登録営業)になるわけですね。

同グループのメンバーが同様の手口で複数の中小企業への貸付を繰り返し行っていたことが確認され、今年1月以降は14人が逮捕されています。

このようなことから、ファクタリングに対する規制のない現状を問題視する意見が挙がっているというわけなのです。

 


 

ファクタリングは、ファクタリング会社が売掛債権を買い取り、ファクタリング手数料を差し引いた資金を提供する金融サービスです。

貸し付けではなく買取になるため、担保や保証人は必要とせず、売掛金の回収不能リスクもファクタリング会社に移転します。そのため一般的に5~30%という融資の金利と比較するとかなり高いファクタリング手数料がかかります。

ファクタリングにおいてはまだ法整備が整っておらず、そこに目を付けたのが悪徳ファクタリング会社というわけです。

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しかしファクタリング自体は決して違法などではなく、銀行融資以外の資金調達方法として重宝されるべき金融サービスです。今回のことでファクタリングに対する印象が悪くなってしまった企業さまもいらっしゃるのではと懸念しています。

ここで再度ファクタリングについて知って頂きたいです。

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そしてファクタリングを利用しようとする企業さま自身で、しっかり情報を見極めて被害に合わないようにしましょう!

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