ファクタリング高金利貸し、新たに実質経営者ら逮捕 

ファクタリング高金利貸し、新たに実質経営者ら逮捕

ファクタリングなのか、高利貸しなのか

2017年1月、ファクタリング会社を装った闇金業者として初めて摘発され貸金業法違反(無登録営業)の疑いで逮捕者が出たというニュースが注目を集めました。

その時の記事はこちらから↓

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目次 1 ファクタリングにおける法律とは?1.1 ファクタリングと法律1.1.1 貸金業法違反(無登録営業)の疑いについて1.1.2 出資法違反の疑いについて1.2 ファクタリングと法律 まとめ […]

今回はその続報です。

 

悪徳ファクタリング会社に注意 闇金

ファクタリング高金利貸し、新たに実質経営者ら逮捕 - 産経WESTより

今年の1月、ファクタリングを装い、貸金業登録なしで融資を行ったという疑いで「貸金業違反(無登録営業)」で逮捕者が出ていました。

今回は法定利息の約19~33倍となる金利で貸金を行ったという「出資法違反」の疑いで再逮捕、新たに逮捕者も出たということです。容疑は否認しているようです。

 

どんな違反があって”悪徳ファクタリング会社”となったのか

そもそもファクタリングは貸金ではなく売買契約に基づく売掛金の早期資金化であるため個人保証をとったり、将来債権を担保にとることはありません

このような場合はファクタリングではなく融資、貸金となります。

融資、貸金を行うためには貸金業の登録が必要で、それに違反しているために「貸金業違反(無登録営業)」で逮捕されています。そして融資、貸金を行うならば、出資法で定められた金利である必要があるため今回の「出資法違反」でも再逮捕されたということになります。

 

“悪徳ファクタリング会社逮捕”により注意すべきポイントが分かる

本来のファクタリングを行うファクタリング会社には、現在貸金業の登録は必要ありません。ファクタリングは貸金ではなく売掛債権の買取なので不要なのです。

貸金業登録がない=悪徳ファクタリング会社、ということではないということになります。

 

そのためファクタリングには貸金業の法律なども適応されず、手数料には上限がはっきりと定められていません。

ファクタリング会社によって設定され、一般的には3社間ファクタリングで1~10%、2社間ファクタリングで8~30%あたりが多いようです。

 

金利に比べてこのような高い手数料を設定するのは、売掛先からの売掛金回収リスクもファクタリング会社が請負うからです。

売掛先が倒産などして売掛金の支払いができなくなった場合などでも、ファクタリング利用企業さまには早期資金化した売掛金の返金義務は発生しません。(償還請求権なし)

審査でそのリスクがどれくらいの高さかによって手数料が変動し、返済義務がある融資の金利よりも割高になるということなのです。

 

ファクタリング契約前には手数料についてもですが、ファクタリング担当者に償還請求権についてもしっかり尋ねておいた方が良いでしょう。

悪徳ファクタリング会社に注意 闇金