小売・卸業のファクタリング資金調達

小売・卸業のファクタリング資金調達

ファクタリングとは

小売・卸業界では、流行に左右されることも多く、競合他社対策で価格は下げ止まらずで粗利益が確保できないという状況になりやすいところがあります。

またスポット発注や輸入・仕入れの際での値上がりなどにも対応できなければなりません。

そんな小売・卸業の企業さまにも銀行融資以外の手段として、至急の資金繰り方法としてもおすすめなのが、ファクタリングです。

★ファクタリングのシステム

ファクタリングは、

小売・卸業の企業さまが保有する売掛金を早期資金化する金融サービスです。

通常ではサービスの提供や商品の納品が完了すれば取引先企業に対して請求書を発行します。しかしそれは売上ではありますが、資金としてはまだ使用できません。1か月~3ヶ月後など、取引先企業と間に約束された支払い日にならなければ決済されません。

その小売・卸業の企業さまが保有される取引先企業に対する売掛金を、

ファクタリング会社が提供するファクタリング契約(売掛金の買取)によって、最短即日または3日営業日以内には早期資金化できるのです。

小売・卸業の企業さまがファクタリング利用するメリット

①売掛金を早期資金化できる
通常の取引では取引先企業と決められた支払いサイトによって売掛金の支払いがありますが、ファクタリングを利用することで最短即日で使用できる資金とすることが出来ます。

②負債にはならない
ファクタリングは融資ではなく、小売・卸業の企業さまが保有する売掛金の現金化による資金調達方法です。そのため企業さまの負債にはなりません。

③融資が受けられない状況下でも利用できる
ファクタリングでの資金調達が融資ではない、ということは、これ以上融資を受けることができないという状況下のアパレル会社さまでも利用できます。例えば、すでに融資枠いっぱい利用している/赤字決算/税金滞納/リスケ中であるなどです。ファクタリングでは保証人や担保も不要です。

④「返済」という概念がない
ファクタリングは融資ではないため、返済するという概念がありません。ファクタリング会社が買取りをした売掛金が取引先企業の倒産などの事由で回収不可となった場合でも、小売・卸業の企業さまが支払いをする必要はありません。償還請求権なしのファクタリングと言います。(※償還請求権なしとは)
売掛金の買取というシステムにより、回収不能リスクもファクタリング会社に移転します。

ファクタリング契約のポイント

小売・卸業の企業さまがファクタリング契約をするためには、事前にファクタリング会社が行う審査を受けることになります。

しかし前述の通り、ファクタリングが融資ではありません。融資の審査とはまた違う内容となります。融資ではマイナスとなる条件であってもファクタリング契約は可能となります。

例えば、ファクタリングを利用する小売・卸業の企業さまの信用力です。銀行融資の審査では、返済していく企業さまの信用力は重要視されるでしょう。ところがファクタリングでは、売掛金の支払いをする取引先企業の信用力の方が重要視される傾向にあります。

ファクタリングを利用する企業さまが保有する売掛金の質です。

ファクタリング可能な売掛金とは

①取引先企業に請求済み
通常の取引では取引先企業と決められた支払いサイトによって売掛金の支払いがありますが、ファクタリングを利用することで最短即日で使用できる資金とすることが出来ます。

②支払い額/支払い日が確定している
請求額が確定して、取引先企業から支払われる金額と支払い日が確定している必要があります。ファクタリング可能額やファクタリング決済日を決め、それに応じてファクタリング手数料なども計算していきます。
支払い日は長くても3カ月以内である売掛金の方がファクタリング契約となりやすいでしょう。支払いサイトはファクタリング手数料に反映されるため、この期間が長すぎると手数料も高くなってしまいます。

③以前にも支払いが完了している
小売・卸業の企業さまと取引先企業さまの間に以前から取引があり、すでに複数回の支払いがきちんと完了している場合、ファクタリング契約となりやすいです。まだ1度も入金確認ができていない取引先企業の売掛金では買取してもらうことができない場合が多いです。また過去の支払い歴に問題がある取引先企業の売掛金なども難しい場合があります。
しかし、「新規の取引先企業の売掛金であっても買取可能」というファクタリング会社もあるので、その点を確認して相談すると良いでしょう。

逆に、小売・卸業の企業さまの信用力が高くても、売掛金の支払いをする「取引先企業の信用力が弱い」「売掛金の質が悪い」とファクタリング契約はできない可能性も出てくるということになります。

もし取引先企業が支払いできない場合、小売・卸業の企業さまには請求できないため、ファクタリング会社にとっては損失となってしまいます。回収不能リスクのある売掛金は買取してもらえない、ということになるでしょう。

ファクタリング手数料

小売・卸業の企業さまがファクタリングで資金調達をする場合、契約したファクタリング会社に手数料を支払うことになります。売掛金を早期現金化するにあたり必要となってくる費用で、ファクタリング手数料と呼ばれます。融資ではないため年率などではありません。

その都度のファクタリング契約によってファクタリング会社が審査の上決めて、企業さまに提示します。

●ファクタリング契約の種類(2社間か3社間か)

●審査の結果(売掛金の質など)

●支払いサイト

などによって、ファクタリング手数料は変動します。ファクタリングは貸金ではないため利息ではないため、利息制限法なども適用はされません。

ファクタリングの種類 2社間ファクタリング

3社間ファクタリング

手数料の相場

5%~30%
1※支払いサイトによる

3~10%
1※支払いサイトによる
資金調達までの日数

最短即日
※契約に必要な書類等が揃い、
銀行営業時間内である場合など

3日~1週間など
※取引先企業からの同意などが必要で
手続きに時間を要する場合

1※対象の売掛金の本来の支払い日までの日数に応じてファクタリング手数料も変動します。3カ月以上先の支払い日の売掛金であれば30%以上のがかかることも考えられます。

ファクタリング契約前に、ファクタリング手数料についてしっかりファクタリング会社に相談しましょう。

「ファクタリング手数料」に注意!

ファクタリングを利用する小売・卸業の企業さまにとってファクタリング手数料はいくらになるのかはとても気になるところだと思います。ファクタリング手数料はファクタリング会社によって変動します。

ファクタリング手数料を「5%」と提示したファクタリング会社X社と「10%」と提示したファクタリング会社Y社があったとすると、安く済むのは「ファクタリング会社X社」であると単純に思ってしまうかもしれません。が、ここに注意が必要です。

ファクタリング会社によってその内訳が異なるからです。

ファクタリング契約をするにあたり、審査や契約書の作成・印紙代、銀行振込みなど、様々な作業と工程があります。そこにももちろん費用が掛かってきます。
また契約時には小売・卸業の企業さまがファクタリング会社に来店するか、ファクタリング会社が小売・卸業の企業さまのところに出張対応することが必要となってきます。
(※中には対面を必要とせずに契約可能なファクタリング会社もあります。)

その全てを「ファクタリング手数料」と表現しているかもファクタリング会社によって異なるのです。

上記のような例の場合、
ファクタリング会社X社では「ファクタリング手数料5%+その他契約にかかる必要が別途必要」で、ファクタリングY社では「ファクタリングにかかるすべての費用」だったとします。
結果的にファクタリング手数料の総額はファクタリング会社X社の方が高くついてしまったということにもなり得ます。

ファクタリング手数料について提示を受けたら、そのファクタリング手数料の内訳とその他にかかる費用があるのかどうかまで尋ねておくのが良いでしょう。

ファクタリング契約の種類

小売・卸業の企業さまがファクタリングで資金調達をするときに、選択するのがファクタリング契約の種類です。

前述にもあったように、このファクタリング契約の種類によってファクタリング手数料は変わってきます。そして取引先企業との関係性においても重要な選択であると言えます。

2社間ファクタリング=小売・卸業の企業さま・ファクタリング会社

取引先企業に通知したり、ファクタリング会社との間でお金の流れが発生することはない仕組みになっているのが2社間ファクタリングです。

2社間ファクタリング契約後、ファクタリング会社から小売・卸業の企業さまに買取金額の入金があります。(下図:④)

取引先企業から小売・卸業の企業さまに対象の売掛金の支払いがあった後(下図:⑤)、小売・卸業の企業さまがファクタリング会社に買取金額+ファクタリング手数料を支払うことになります(下図:⑥)

ファクタリング会社と取引先企業が連絡をとったり、お金の流れが発生することはありません。

2社間ファクタリングを選択するメリット

①取引先企業への通知するなどの必要がないため、最も早く資金調達できる
取引先の承諾を得る必要もないため、小売・卸業の企業さまが希望すれば最短即日のファクタリング実行も可能です。3社間ファクタリングの場合は取引先企業への通知などの工程が入るため多少時間を要します。

②取引先企業に対して資金繰りの悪化などを懸念される心配がない
取引先企業から「銀行から融資を受けられないのか?」「資金繰りが悪化しているのか?」と思われてしまう心配をせずに済みます。最悪の場合、今後の取引にも支障が出るかもしれないということから2社間ファクタリングを選択する中小企業さまの方が多いのが現状です。

2社間ファクタリングのデメリット

①費用が高い
費用つまりファクタリング手数料が割高に設定されます。
取引先企業からファクタリング会社に直接売掛金の入金があるわけではなく、1度小売・卸業の企業さまに入金されるということになるため使い込みのリスクなどが発生し、それによってファクタリングが計算するためです。

3社間ファクタリング=小売・卸業の企業さま・取引先企業・ファクタリング会社

取引先企業に通知したり承諾を得て、取引先企業からファクタリング会社へ支払いが行われる仕組みになっているのが3社間ファクタリングです。

3社間ファクタリングの場合、取引先企業に通知もしくは承諾を得て、契約をすることになります。(下図:③前後)
契約書に取引先企業のサインをもらったり、入金先口座をファクタリング会社に変更してもらうなどが必要になってきます。その手続きに時間がかかれば資金調達までの時間もかかってくる可能性があります。

契約後、ファクタリング会社から小売・卸業の企業さまに買取金額の入金があります。(下図:④)

取引先企業から期日に対象の売掛金の支払いがファクタリング会社にあります。(下図:⑤)

3社間ファクタリングを選択するメリット

①費用が安い
3社間ファクタリングは、ファクタリング会社にとって2社間ファクタリングと比較するとリスクが低いため、ファクタリング手数料は低めに設定される傾向にあります。資金調達する額が大きければ、かかる手数料も大きくなるので、取引先企業の理解が得られるのであれば3社間ファクタリングを選択した方が良いでしょう。

3社間ファクタリングのデメリット

①時間がかかる
取引先企業の承諾を得る時間などが必要となり、2社間ファクタリングよりは時間がかかります。

②取引先企業に断られる可能性もある
取引先企業さまによってはファクタリングの導入を伝えたときに断られてしまうこともあるかもしれません。そうなれば、取引先企業へファクタリングで資金繰りをしようとしていることをただ伝えるだけとなり、3社間ファクタリングは契約できずに終わってしまうという結果になることもあります。

しかし、ファクタリング会社によっては、取引先企業への説明に同行してくれるところもあります。担当者がファクタリングについてしっかり説明してくれれば、取引先企業も納得してくれるかもしれません。もし小売・卸業の企業さまが取引先企業へ上手く説明できる自信がない場合などは、フォローしてくれるファクタリング会社を選択すると良いでしょう。

小売・卸業の企業さまにもおすすめなファクタリング会社

小売・卸業の企業さまがファクタリングでの資金調達をするなら、やはりファクタリング会社選びが重要になります。

★ファクタリング会社選びのポイント

ファクタリング会社によって扱うファクタリング契約が異なることもあります。

せっかく相談申込みをしても、小売・卸業の企業さまは対象としていなかったり、2社間ファクタリングが希望なのに3社間ファクタリングしか扱っていなかったということもあるかもしれません。

ファクタリング会社のホームページなどを確認してみましょう。実績が紹介されているところなどもありますので参考になると思います。

小売・卸業の企業さまがファクタリング会社を選ぶときのポイント

小売・卸業の企業さまとのファクタリング取引経験がある

ファクタリング会社によっては小売・卸業の企業さまとのファクタリング取引は行っていないところもあります。例えば、医療・介護などの企業さまのみの債権を扱うファクタリング会社では、小売・卸業の企業さまはファクタリング契約はできません。

2社間ファクタリングor3社間ファクタリング

ファクタリング会社によっては2社間ファクタリングのみ、3社間ファクタリングのみなどと契約できるファクタリングの種類が限定されている場合があります。

資金化までのスピード

小売・卸業の企業さまにとって、資金が必要な日までにファクタリングが実行されずに入金が確認できないことには意味がありません。ファクタリング会社に相談する際には早い段階で「明日までに○○円の資金化は可能か?」と確認しましょう。
ヒヤリングも審査も終わったあとで「明日までには難しいです」と言われてしまう可能性もあります。

立地

ファクタリング会社によっては来店必須の場合があります。全国対応のファクタリング会社では出張対応をしているところもあります。

明確なファクタリング手数料

ファクタリング手数料をはっきり提示してくれるファクタリング会社を選びましょう。中には契約後に別途費用がかかることを話す業者もあるようです。ファクタリング会社からの提示があいまいな時には、小売・卸業の企業さまからファクタリング手数料について尋ねても審査などへの影響はないのではっきり尋ねておきましょう。

小売・卸業の企業さまも安定した売掛金があれば、ファクタリングでスピード資金調達が可能です。

銀行融資では間に合わない、銀行融資を受けられないという状況で困っている小売・卸業の経営者さまなどはファクタリングの導入を検討してみてはいかがでしょうか?

ファクタリング情報サイトでは、実績が多く安心して相談できるファクタリング会社のみをご紹介しています。その中で小売・卸業の企業さまの要望に応えてくれるファクタリング会社へのご相談をおすすめします。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする